オジロワシって十分迫力があるし、大いに楽しめる・・!!
- 2017/06/25(Sun) -
朝の4時過ぎには風露荘を出て、春国岱(しゅんくにたい)に向かう。

やや曇りがちながらも薄日が差して風もなく気温8度、撮影には打って付けのコンディションである。




オジロワシ1
小さな漁港脇を通って太鼓橋を渡れば、目的地の春国岱ではあるけど、朝日に煌めく外海を背景に手前の防波堤でオジロワシ
が佇んでいる。

背景には根室半島が見える。



オジロワシ2
漁港にたむろって漁師の持ち帰る魚のおこぼれを狙おう?とする個体のせいか・・車で接近しても落ち着いている。

それでもこちらの動向はしっかり伺っているようで、その表情には猛禽類らしい気迫が伝わってくる。



オジロワシ3
暫くして嫌気がさしたのか、飛び立ってしまった。

旋回するようにして、悠然と立ち去ってしまう・・。(カラス2羽をオジロワシが追い立てるように追いかけたからかも・・)



オジロワシ4
防波提の先の浜辺にいる別のオジロワシも気になって、様子見に海岸へと移動してみた。

流木の枝に都合よく止まっていて、落ち着いた様子である。

背景も光の射し加減も・・誘う。(実にこのシーンを撮影直後にタンチョウ5羽が出現し、オジロワシを一時中断したのであった。)



オジロワシ5
再びオジロワシに戻る。

・・暫くの後海原方向に飛び去った。



オジロワシ6
撮影地点には葦の枯れ枝が散在し、しきりにコヨシキリが囀っている。


そこに2人の感じの良い西洋人らしきフィールドルックのご夫婦が、長玉のカメラと大きめの双眼鏡を携えて近づいてきて・・互いに挨拶を交わした。

「何か鳥はいますか?」と問われて少しばかり言葉を交わした。(*^-^*)

あちらの方は(偶然かは分からないが)何て感じが良いのだろう・・と爽快な気分になって、朝食をとりに風露荘に戻ることにした。


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春国岱近くの海上を5羽のタンチョウが通過していった・・
- 2017/06/23(Fri) -

タンチョウ21
右手奥に春国岱(しゅんくにたい)を望む風連湖の早朝・・。

昨日ほどの晴天ではないが曇天でもなく、風も微風ときている・・撮影には打って付けのコンディションのようである。



タンチョウ22
少し移動してきて、春国岱の取り付きまで来た。

この木道を進んでゆけば、早朝の小鳥たちに出会えるはずであるが、今は取り付きの漁港まで戻って、護岸に止まっていたオジロワシを狙いたいとした。(木道取っ付きの看板に、「5月15日熊出没!!」の警告が出ていて、正直恐れたのである・・)


根室海峡側の海岸辺りでオジロワシ狙いをしようとしていると、連れ合いが一言、「あッ!!・・鶴?が飛んでくる!!」と。



タンチョウ23
咄嗟にカメラを海側に振り、フォーカスモードをコンティーニュアスに切り替え、露出補正を直し、何はともあれ連写した。

結果としての写真の出来具合はまずまずのものだったし、このような幻想的シーンに立ち会え、久しぶりの満足感で満たされた。


凪った薄日射す静謐な海原を、タンチョウ5羽が水面際どく滑空するように飛翔していく・・。

こうした幻想的な光景というものもあったのだ・・。 ( * _ * )


この一瞬に遭遇できただけで、沖縄からわざわざ最果ての地まで出かけてきた甲斐があったというものである。



タンチョウ29


タンチョウ24


タンチョウ26
自分は、こうした光景に出会いたいがために、十数年野鳥を追いかけてきたのだと言い換えたい。

そう言いたくなるような経験であったといえる。


瞬く間に鳥影は小さくなってタンチョウ達が根室半島を超え彼方に消え去るまで、ファインダー越しに見送った次第で・・。




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風連湖近くの民宿 「風露荘 」 のこと・・
- 2017/06/22(Thu) -
今回の初道東の旅先で手配した宿は、当然ながら宿泊経験の無い初めての宿ばかりで・・。

しかし結果どの宿もそれぞれが個性的で気持がよく、はずれー・・などという事が全く無かったのであった。

その中でもここに取り上げる 「 フィールド・イン 風露荘 」 は際立って印象的で、書き留めておかざるを得ない宿なのである。




風露荘1
風連湖から少しばかり内陸部に入ったあたりで、カーナビはしっかりピンポイントに風露荘の案内ができなかったのである。

仕方がないので携帯から呼び出しをしたのだが、砂利道の先やや遠方でどなたかが大きく手を振っているのが見えて、安心した。

案内されて「ここですよ」と言われた第一印象は、「・・本当にここなの・・!?」であった。\(◎o◎)/!



風露荘2
「 入口脇のこのお部屋ですよ 」 と言われて踏み込んだ時の印象は、山小屋風の一風変わった部屋だなぁ・・である。

しかしこれが実によーく考えられた作りであることが、次第に理解されてくるのであった。(具体的なことは割愛。(ーー;) )

宿主はきっとしっかり者に違いない、ただの民宿経営者ではないな・・と思わせるもので満ちていた。



風露荘3
まずは一風呂浴びてからの食事となるのであるが、この風呂が無垢の分厚い総ヒノキ造りときていて、滅多に無いこの「拘り」感がやはり只者の館ではないことを宣言しているのであった。

そのことは食事にも表れていた。

極めて家庭的なおかずの数々、派手さは無いが全てが賢くも気のきいた手慣れた美味しさ・・。

今どきの季節にそちこちに生えている 「 コゴミ 」 なるシダ植物も食材として出されているが、美味しい・・。(食べられるとは!!)


御馳走を並べているテーブルの下敷きとして、色々な鳥の羽の原寸大ポスターが敷かれている。

これもただ事ではないな・・。


食事中も宿主のややご年配の品のあるご婦人は、こちらのお話し相手をしてくださり、鳥にも大そう詳しいようで、いたって楽しい。




風露荘4
翌朝は午前3時半には目覚め、近場の「春国岱」という風連湖の一角に出向いてひとしきり野鳥を楽しんだあと、宿に戻っての朝食が7時頃である。

ちなみに初夏6月の北海道の夜明けは4時前なので、野鳥に触れたいのであれば少なくとも4時前には現場にいた方がよいし、
当然「 朝飯前こそがその日の全てである 」 と心得るべし!!(よーくわかりますが・・) (ーー;)

4時では実際には遅いくらいなのではあるが、沖縄での時間感覚からするとぎりぎりの立派な?対応かと思う。


食堂というか居間というか、心地よい設えの部屋の外は庭になっていて、野鳥の餌台や水盤が置かれている。

季節の良い今時は野鳥は来ないらしい。(辺りどこでも餌に満ちている時期、わざわざ鳥がここに来る用事が無いからだそうで)



風露荘5
朝食は14種類の木の実などの手作りジャムと手作りのパン、カスピ海ヨーグルト、熱々のコーヒーなどでシンプルで美味しくいただける。

北海道の野鳥の旅も今回5回目になるが、有り勝ちなことに宿主が食事メニューを頑張り過ぎての「 海鮮攻め 」 に合い、数日経つと食事に恐怖感?さえ覚える事があるのも嘘とは言えないものがある。

その点風露荘では適度に海鮮と和と洋を入り交ぜ、快適な食事であった。



風露荘6
初めにこの宿の居間に通されたとき、なんといっても板壁に描かれたこのオオワシの原寸大の絵が、凡人では到底描けそうにない実に生き生きとした飛翔姿で迫ってきた。

宿主に伺うと、あの奇才「 薮内正幸画伯 」が正にこの場でマジックインキで一気に描きあげた代物とのこと!!・・恐れ入った次第で・・。


更に・・何かの話の流れで、 「 根室というのは、アイヌ語ではニムオロ・・って言うんですよ・・ 」 と宿主のご婦人が言われたので、咄嗟に数十年前文学肌の自分の友人の勧めで読んだ 「 ニムオロ原野の片隅から 」 という本のあることを伝えると、「 あれは私の主人の作なんですよ・・ 」 と言われ、驚嘆してしまったのであった。(まさかこのようなところで・・)

作者は「高田 勝」氏で、伺うと数年前に他界されたとのこと・・うーむ・・残念の一言である・・。


この民宿が、幾重もの経緯と歴史の上にこうして持続運営されているのは、利用者としてはこの上もない幸運である・・
もっとゆっくりとご婦人とお話ができれば・・との思いを抱いて、次の予定地へと向かった・・。


ちなみにその後高田勝さんが残されたエッセイ集として「ニムオロ原野-風露荘の春秋」(青土社、2010年初版)があり、風露荘の顛末がユーモアを交えて描かれている。


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走古丹でタンチョウの親子の姿を見たのではあるけど・・
- 2017/06/21(Wed) -
タンチョウ1
そもそも走古丹に寄ってみた理由は、ここでタンチョウの番が子育てをしている・・ということを耳にしたからであった。

ところが走古丹への取り付き初っ端でカワアイサに引っかかってしまい、その直後には中途で更にキタキツネの一家にも遭遇してしまい、なかなかタンチョウに到達しえない状況にはまり込んでいたのであった。 ( ^ ^ ゞ



タンチョウ2
ようやくの事到達してみたら、3組程先客が既に陣取りされていて、後塵を拝する気持ちながらも撮影はきっちりできた・・ということである。

親鳥は風連湖の豊かな餌を雛に絶え間なく与えている・・のどかで平和な姿を見ることができた。



タンチョウ3
ところがどうだろう・・パソコンに取り込んだ画像を見て、どれもきっちりとピントが来ていないことに愕然としたのである。

原因としては、タンチョウは背丈が1.45mもある巨体であるため(先のカワアイサでも65cmで大きい方だ)、近距離撮影と見紛ってしまったのではないか?

実は見えているより遥かに撮影距離があって、この日のような晴天下では被写体間の水蒸気の影響も割に大きく作用したのかもしれない。 ( > _ < )



タンチョウ4
・・雛鳥はこのように親鳥から離れがちの時もあるのだ。



タンチョウ5
しかし親鳥も気にかけているようで、すかさず雛のケアも忘れず、好奇心旺盛な?雛にやさしく注意を促している風にも見える。
(人の子と全く同じだ・・)


タンチョウ6
2日後、同じ場所に再び確認に来てみた時の写真。

早い話・・雛鳥の姿が見当たらないのであった!!??

実は昨日も来てみていたのではあるが、やはり雛の姿が見出せなかったので、気になって今日も確かめに来たというわけで・・。

オジロワシやキタキツネなど天敵はいくらでもいるので、襲われる可能性は十分にあるといえる。


いやーッ・・何かの食い違いであれば・・。(ーー;)





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走古丹では予期せぬカワアイサに遭遇・・
- 2017/06/21(Wed) -
走古丹では今タンチョウの親子が見られると聞いて、野付半島を早めに切り上げて南下することにした。

その途中で河口対岸に見慣れないやや大型の鳥3羽砂州にいるのが目に入った。



カワアイサ1
カワアイサである。

大分距離があって、車を停止しても警戒的な反応は無く・・。



カワアイサ2
双眼鏡で拡大してみると、雌3羽が思い思いに羽繕いなどして、休息中の様子で・・。



カワアイサ3
この雰囲気だと暫く動きはなさそうだと観念していると・・突如のテイクオフ!!

・・2羽が飛び去っり(1羽は残留)・・何事だろう?

前方を見ると1台の綺麗に磨き上げられた黒いオートバイが置かれ、兄チャンがスマホで自身のオートバイの写真を撮っている。

オートバイの背景がこの河口の風景のようで、通過せずに停止したためカワアイサ達が警戒し、止む無く飛び去ったのであった。




カワアイサ4
翌々日は天候が優れず、小雨のぱらつく寒い一日であったが、早朝から走古丹に向かう。

カワアイサの居場所には、1羽のみ砂州に寝ていた。

飛び去った2羽はどうやら戻ることは無かったようだ。



カワアイサ5
逃げずに残っているこの子はこの先どうするつもりなのか?



カワアイサ6
ひとり無邪気に泳いでみたり羽繕いをしてみたり・・。

少なくとも足掛け3日はここに滞在していることになるけれど、子育ての気配などは微塵も無い・・。




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