北部で数多くのエリグロアジサシなどを確認できた・・
- 2017/08/16(Wed) -
この夏は全国的に気象が乱れ気味だ。

沖縄本島にはいまだに台風の上陸は無く 34°越えの日照り続きの一方、関東以北では気温低くして天候優れず、雨降り勝ちで太陽の拝めない日々が続いている。

そういえばつい最近 アオショービン!だの コアホウドリ!といった、沖縄初飛来の想定外の野鳥でびっくりニュースとなっっているけれど、この異常気象と関係があるような・・。



炎天下、鳥仲間の案内で容易には人の寄り付けそうにない北部のとある海岸にたどり着いた。

想像していた以上に、数多くのアジサシ類が海原を飛び交っていた!!



エリグロアジサシ61
まばゆい真夏の青空を、エリグロアジサシが小魚を咥えて上空をかすめて行く。



エリグロアジサシ62
子育て中なのか、ペアリング中なのか、降り立った海岸からは容易には窺い知れない。

あちこちの岩場の上で巣立ち前の雛たちが、親鳥の給餌を待っている可能性もある。



エリグロアジサシ63
一方海岸際には既に巣立った雛鳥が数羽いた。

親に餌を執拗にせがんでみるが、一向に給餌してもらえない様子からすると、もう自立の時期を迎えている組だ。



エリグロアジサシ64
求愛?の様子・・。。



エリグロアジサシ65
引き潮の岩場に百羽越えのアジサシ達が体を休めているが、覗いてみるとこの夏巣立った若鳥はまだそう多くは見られない。

エリグロアジサシと同数ほどのベニアジサシが見られる。



エリグロアジサシ66
休憩を終えて、一斉に飛翔した。

海原を旋回して小魚を狙っていた。


エリグロアジサシやベニアジサシの子育ては、今しばらく続く気配に思えた。




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まだあどけなさを残したイソヒヨドリ君に・・つい惹かれて・・
- 2017/08/14(Mon) -
うだるような暑さ続きで家に閉じこもり勝ちのところ、あのツミの巣が崩壊してしまった・・との情報が気になっていて、出かけてみた。

そして案の定巣材の一部が地べたに散在しているのみで、ツミの気配すらない状態であった。

営巣場所のほんの近場には、気色悪くも5羽ものカラスが太々しく騒めきながらたむろっていたが、ひょっとして巣の崩壊と何か関係があるのでは?・・と勘ぐりたくなる。



イソヒヨドリ47
愕然として暫し座り込んで力なく呆然としていたとき、目の前にひょっこり一羽のイソヒヨドリが現れたのだ!!  (@_@)

・・まだ若い雄で、羽も不揃い・・あどけなさが残っている。

このように純真無垢な眼差しでまっすぐ見つめられると、たまらないものがある!!


「何かあったんですか?」・・とでも言いたげに見受けたのは、偶然に現れるそのタイミングのせいなのかも・・。



イソヒヨドリ42
明らかに親離れしていて、自前で餌を探して生きていかなければならない段階のようだ。



イソヒヨドリ43
まだ若いせいか、人間であるこちらの存在にも好奇心からかちょい気になるようで、でもしっかり餌を探さなければならないのだ・・といったところだろう。

そういえばこの子が目の前に現れたとき、それがイソヒヨドリであった!・・ことにふと違和感を感じたりしていた。

というのもこれまでこの杜でおよそイソヒヨドリが、こうして徘徊している光景にお目にかかった記憶が無かったからである。

自分の思い違いが無いとは言えないが・・やはり思い出せない。(ーー;)

であるとしたら、この子は独り立ちの新しい縄張りのフロンティアとしてこの杜を選んだという事になるが、果たしてどのような事情からなのか?・・ああかこうか・・・などと思いを巡らせてみたりした。
(こんな他愛ないことを想像したりするのも、野鳥の楽しみの一面である)



イソヒヨドリ44
餌をまさぐるしぐさ・・。

地面に潜んでいる虫けらのうごめく音に聞き耳を立てている。



イソヒヨドリ45
時に頭上を警戒する様子。(ツミでもカラスでもなさそうだが・・)

人気の絶えないこの公園で巣立ったわけでもなかろうが、少なくともこちら人間についての警戒感はほぼ無いようなのだが・・。




イソヒヨドリ46
移動しながら暫し近辺をまさぐっていたイソヒヨドリ君、再び最初に出くわした場所に戻ってきた。

餌はなにかゲットできたのだろうか?

片やツミはこの夏の子育てが芳しくないのに、つい比べてしまうがイソヒヨドリの方は(いとも当然の如く?)こうして立派な次世代をつないでいる・・。(ーー;)


・・最初はこの子を追いかけるように撮影するつもりは毛頭無かった。

ところがファインダー越しに初めてこの子の眼差しがしっかり見えとき、その純真さに突き動かされるものを感じた。

孤立無援の中での懸命な日々の生き様までが連想されてきて、言われぬ感慨が湧いてきたのだった。




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あの無人島のベニアジサシ達は今頃どうしているのだろう?
- 2017/08/05(Sat) -
この夏のベニアジサシの状況を確かめるタイミングとしては、今頃が丁度良いだろうと思っていざ動こうとすると、強大で迷走する台風5号に引っかかってしまい、渡島できない日が続いていた。

ベニアジサシ達の滞在するこの島は、日中相当数の海水浴客で賑わい出していて、以前は知る人ぞ知る穴場的スポットであったと思うが、旅行社の企画での団体客も入り始めているようだし、恐らくSNSなどによっても情報が拡散してきていると想像してみる。

以前には見られなかったシーンで近年散見された困った状況としては、来島者の中の一部の子供さんなどが、波打ち際砂浜で休息しているベニアジサシの一団に突進し、追い蹴散らしては面白がって遊ぶ・・といった光景などである。


沖縄県の入込み観顧客数が良くも悪くも鰻登りに増えてきて、その影響がこんなところにも出てくる・・とは?



ベニアジサシ71
これは十数年前に渡島した夕暮れ時のもので、数百のベニアジサシが来島して暫し経ったペアリングの時期であった。



ベニアジサシ72
この夕暮れ時の写真データから日付を確認すると、新暦の7月28日で旧暦では7月4日という事になる。

この旧暦7月4日は今年の新暦の8月25日に当たるが、単純に25日に島に出向けば同じようなベニアジサシ達の状態に出会えるとは限らない・・今年は旧暦でのうるう年(ユンジチという)で5月が2度あったので間違う・・。

現実に情報では40羽程が来島していて、現在は抱卵時期?と想像・・とても接近はできないことになる?



ベニアジサシ73
夜明け前からベニアジサシ達は活動し始めていた。

というより真夜中の真暗闇の中でも、しきりに鳴き声を上げながら島の周囲を飛び回っている・・これにはいささか驚いた!!

余程夜目が効くのか、この暗闇で一体何をしているのだろうか?? (@_@) 

・・謎!!



ベニアジサシ74
小魚キャッチし、プレゼントのスタンバイ・・。



ベニアジサシ75
兎に角鳴き交わしながら右往左往の大忙し・・この騒めきの雰囲気、活気があって良いものだ・・ (*^-^*)



ベニアジサシ76
朝日が差し込みだした・・!!

まだ嘴の一部が黒い個体も散見するが、足と嘴の緋色が浮き立って、華やかだ。

この時期雄たちはペアを探すのに必死の様相だ・・。


何とかチャンスを見計らって、一度は様子見に渡島してみよう・・。



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暫くぶりの立山・室堂の旅で、地球の異変!?を身近に触れた気がして・・
- 2017/08/01(Tue) -
昨年3月のわが母の急逝以降の煩雑な事後対応に、姉達の献身的な協力も得て何とか乗り切り、更にこの3月には1周期の法事も無事済ませることができた。

一段落したところで互いの労をねぎらうべく、自然好きの姉弟3名とわが妻の計4名で、立山の高所で涼みながら温泉に浸り、旨いものでも口にすることにしたのである。

宿泊は日本最高所海抜2,450mに位置する快適な「ホテル立山」とし、7月25日に北陸新幹線内で合流して共に富山に向かう。



立山・室堂21
敢えて7月下旬に時期を設定したのは、夏の山行きとしては一番気象が安定している時期のはずだからである。

ところがさにあらず・・7月に入って梅雨も明けたはずなのだが、気象不安定にして日々雨天曇天続きの真っただ中なのであった。

現地で居合わせたある方の話では、4日も前に富山入りして天候の回復を願い続け、5日目の今日になってかろうじて山行きの可能性が垣間見えたため、見切りつけの室堂行きを決行した・・といささか悲壮感さえ滲んでいた。

富山地鉄で立山駅に向かう早朝の雲行きは、嘲笑うように「はずれだぞ・・」と言わんばかりであるし、このように川は増水し不気味に濁りを見せつけて不安を誘う・・。



立山・室堂22
ケーブルカーの美女平駅(海抜977m)から目的地の室堂まではバスによるが、今回は海抜1,930mの「弥陀ヶ原」で途中下車して湿原を散策しながら、高山植物の花などを楽しむことにしていた。

バスが高度を稼いでぐんぐん登坂していくと同時に、雲が割れて陽が差し始めてきた!!

こうして弥陀ヶ原での散策中は、汗ばむくらいの日差しになってくれたのだった。 ! ( ^ ^ ) !




立山・室堂23
ここは海抜2,450mにある室堂のお花畑。

幾種類もの高山植物が咲き誇ってはいるが、このコバイケイソウがやはり自分の変わらぬ一番のお気に入りなのである。



立山・室堂24
そこに色鮮やかなカメムシが止まっているのが目を引いた。



立山・室堂25
俄かには信じ難かったが、なんとウミネコが標高2,450mの「みくりが池」湖面で泳いでいたのである。!! (@_@)

このような高山地帯でウミネコなどに遭遇するとは全く思いもよらず・・どうにも場違いな感が拭えない。

ウミネコは暫くしてこのみくりが池を離れ、天高く舞い上がって旋回しながらやがて白いガスの中に消えていった。




立山・室堂26
夕食も終えての7時前頃、ホテルの部屋の窓の向こうに夕陽が光を放つ雲海の幻想的な光景が目を引いた!!

雲海の下は富山市街を含む平野と富山湾が広がっているはずだ。(下界は曇天か雨模様なのだろう?)

太陽はやがて顔を現したあと雲海に紛れ込んで行き、ややあって暗黒と化した光景の中で、雲海だけが行灯のごとく仄かに光を長らく放っていた。


翌朝は・・大雨で、期待の早朝バードウオッチングは割愛せざるをを得ず・・。( > _ < )

早朝ならばホシガラス、カヤクグリ、イワヒバリ、ライチョウといったここらの常連の姿を拝むことができたはずなのだ・・。

ぼくとしては少なからず夏山を経験してきているが、台風でもない限りこの時期最高に安定した気候が続くものと思い込んできた。

しかし今頃の天気図を見ると太平洋高気圧が情けないほど劣勢で、昨年の夏同様にとても信じ難い真夏パワー無き気圧配置になってしまっているのだ。


大袈裟に言えば、地球環境がここにきて大きく潮目が変わってきているようにさえ思えてきた。

北海道の天売島でもここ3年ほどウトウ達の餌の小魚がほとんど消え失せてしまい、子育てができなくなっているという由々しき状況にあるというが、やはり地球環境の変容が原因と見られているようだ。


さあ、これから自然系でのいろんな番狂わせが・・本格的に始まるのか?・・。(ーー;)



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夏まっ盛りの沖縄・・何といっても純白のエリグロアジサシに夢心地の時が・・
- 2017/07/19(Wed) -
北海道道東ニムオロの旅から早1ヶ月過ぎた。

北九州に限らず本土での集中豪雨災禍に唖然とする中、片や沖縄を含む全国的な猛暑も厳しいものあり。

道東でのあの気温4度などという寒さが、遠い昔の事のようによみがえってくる。


沖縄の夏・・といえば気になる例年のアジサシ達となるけれど、今どうしているのだろう?

5月~6月にかけてはコアジサシと戯れていたが、7月はエリグロアジサシやベニアジサシの営巣の段階のはずだ。

昨年を振り返ると8月はエリグロアジサシの子育て真っ盛りであったが、新暦で追ってしまうとずれ込んで当てが外れるかもしれないので要注意だ。

いずれにしても真夏のアジサシ達の無垢な純白の姿や独特の鳴き声に触れられるのは、季節感として野鳥に親しむ身には大変有り難きことなのである・・。

それが僅か1時間ほど車を走らせるだけで、そうした別天地とでも言うべき場に身を置けるのは、最高の贅沢である様に思える。



エリグロアジサシ51
一年ぶりに前年の場所をのぞいてみると、エリグロアジサシの数はまだ低調ながら、ペアリングの様相である。



エリグロアジサシ52


エリグロアジサシ53
騒々しく鳴き交わしながら、何かを主張しあっている様子である。



エリグロアジサシ54
ここではプレゼントの小魚を差し出してのペアリングが成功!!・・のようだ。(o^^o)
(この直後、小魚を受け取ってもらえたのであった・・)



エリグロアジサシ57
仲間達の大半はここから大分離れた辺りに集合しているようである。

その仲間達の餌場まで出かけて行っては、ダイビングを繰り返す。



エリグロアジサシ56
この先この辺りももう少しは数が増えていくのではないか思う。


これからかも・・!!



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